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『反デジタル考』~令和の逆張り教育論~(静人舎)

 このたび、本コラムの内容の半分以上が書籍化とあいなりました。今週上梓されます。題名は、『反デジタル考』~令和の逆張り教育論~(静人舎)というものです。全体の基軸は、<反デジタル>という視点です。
 もうお分かりの方も多いやもしれませんが、先月堤未果さんの『デジタルファシズム』という新書が出ましたが、1カ月でもう1万部の売り上げです。また、『スマホ脳』(新潮新書)は60万部以上の売り上げです。前者は、政治・経済、社会などあらゆう観点で、このデジタル異常社会を告発しています。後者は、医学的観点で、デジタルの申し子スマホの恐ろしさに警鐘を鳴らしてもいます。これほど反響が大きいのは、現今のデジタル台風への<大衆のカナリアの囀り現象>とも申せましょう。
弊書は、それを<教育と文化>の観点で、アナログというフィールドから書きなぐってきた結晶でもあります。特に、自慢なのは、『反アナログ考』の序文あとがき(原稿用紙100前後の分量)です。相当に気合を入れて書きました。このブログに一貫性と正統性を持たせる、骨太の<教育・文化論>になっています。私の、令和という時代への“三島的”檄文にもなっています(笑)
帯にも書きましたが、
 
この書を読まずしてデジタル教育を語るなかれ
この書を読まずしてデジタル教育に踏み込むことなかれ
教育の<痩せ我慢・臍曲がり・天の邪鬼>ススメ
 
といったことが文科省や教育界への異議申し立てにもなっています。また、帯の裏では、
 
政治家・文科省への諫言の書
学校関係者への進言の書
親御さんへの忠告の書
社会人・中高生を含む学生への戒めの書
 
このようにもアピールしています。
なお、弊書の内容の四分の一は、数学関係の内容です。なぜならば、今や、プログラミング教育だのSTEAM教育など理系的思考が必須のアイテムです。もちろん、使える英語・小学校の英語の必修化などもありますが、それ以前に、平成以降は、中等教育における、数学嫌い、数学回避など、数学嫌厭現象が、中等教育の宿痾なのです。これを克服しないかぎり、理科離れは改善されない、食い止めることもできません。また、STEAMなどは、この<中等教育の病>を改善しなければ、机上の空論、理想論と成り下がる面を誰も指摘してこなかったからです。その面で、数学に比重がかかってもいます。
 
※これまで、教育というものを、<文明とデジタル⇔文化とアナログ>という対象軸で対照的に語ってきたものはないかと存じます。もし、こうした観点で書かれている書物なりをご存じの方は、英精塾のホームページの受験カウンセリングの欄を通してご一報くだされば幸いです。
 
 

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