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都合のいい「もしも論」①~原発とイージスアショア~

 これから私流、「イカサマもしも論」なるご都合主義の2タイプを語ってみたいと思います。

 一つは、原発を稼働してきた、稼働したがっている電力会社と住民・国民とのものです。

 

ある裕福なエリートサラリーマンがいたとします。妻はもちろん、娘二人息子二人、超裕福で、贅沢な暮らし三昧をしています。その家族(原発の恩恵に浴している国民)の、ある夕食での会話です。

「もし、お父さんが倒れたり、死んだり(事故)したりしたら、僕たち、こんな贅沢な生活できなくなるよね?」「いえ、大丈夫です。お父さんは、何億円もの保険(盤石な安全装置)に加入しているから、そんなこと、ならないわよね?お父さん?」「ああ」と父は応じます。

それから半年後、その一家の主が亡くなります。実は、父の生命保険は1000万だけでした。その父親は、妻と子供を騙して、保険金を、嘘をついて膨らませて、せびって、最低限度しかかけていなかったのです。口先だけで安心させていたわけです。その後、その母子家庭は、五人で、母親はパート勤めで、1DKで6畳の安アパートに住む羽目となりました。その父親は、自身の健康にうぬぼれていた、保険金にせびっていた、理由は不明です。その父親は、そんな事態など来ようはずもないと、楽観的に、自身の運命、不運を高をくくっていたのです。

 この一家のストーリーが東電(父親)と住民・国民(母親・4人の子供達)との関係です。「大丈夫、大丈夫」と、家族を口先だけで安心させて、本当のいざという時の保証・担保・対策など、実はいい加減であったということです。

 

 

 もう一つは、イージス・アショアを導入する、いわば、アメリカから購入する決断をした安倍政権と住民・国民とのものです。

 

 ある健康な一家がいたとします。父方の祖父母も、母方の祖父母も90歳を優に超えて健康です。いわゆる長生きの家系です。その両親も健康で、生活習慣病にもかからず、50代で至って健康です。その子供達もスポーツ万能で、病気はもちろん怪我さえしたことがありません。いわば、プロ・スキーヤーにして冒険家の三浦雄一郎一家と申しますか、俳優で歌手の加山雄三一家のような家族を、はたまた、超長生きをしている、あの金さん・銀さん姉妹の娘さんたちを想像してください。その一家に、超高額な、がん保険に加入するように、狡猾な保険セールスマン{トランプ大統領}に騙されて(?)、また、高額な様々な疾病保険に加入するよう{イージス・アショアの導入}に、家族全員{祖父母から孫まで}まるめ込まれた{貿易黒字の解消でアメリカから押されて}とします。確率的には、どちらの家系も長生き家系で、ほぼ健康寿命が90歳以上の人たちに対してです、それも超高額な様々な疾病保険(イージスアショアやらステルス戦闘機[F35])に入らせようとする、その保険会社と老獪なセールスマン(トランプ大統領)、そして、弱気なその家族、無駄な、高額の保険に加入するその一家は、まさしく、日本国民そのものでもあるのです。

 

 そもそも、イージス・アショアを二基、秋田(中止となったようです)と山口に配置したとしても、大量の北朝鮮からのミサイルを数十も連発されたりでもしたら、もう、打ち落とせないことは、軍事評論家などが指摘している通りです。それに、もし、1発でも、日本の都市目がけて発射したら、それは、四捨五入的に申すと、核を使った、先制攻撃をした「宣戦布告」同然とみなされ、<北朝鮮の破滅:米軍が百倍返してくれる?!>を意味します。そんな、愚かなことは、東日本大震災での、大津波以上に、確率的には起こりえない(※私個人の意見です)と断言できます。それも、大津波以下の確率の低さでの我が国の領土へのミサイル発射に対して、わざわざ6000億円もの巨額の費用をかけて配置する、そのもしもの論理、まさしく、金さん・銀さんの4人の娘さんたちに、いざという時のために、がん保険と、様々な病気に対応できる高額な疾病保険に、入りなさいと催促するに等しい、ペテン師セールスマン商法と同じ理屈に見えてくるのです。

 

 原発事故に対するもしもの確率、それは、絶対必要不可欠の保険として、多額のものをかける必要があるにも関わらず、楽観的見積もり(※超せこくお金をかけたくない:地震・津波・テロ対策に膨大な金額が必要となり電力会社に原発稼働をしてもそれへの対費用効果がペイしない)をし、北朝鮮のミサイル攻撃に対するもしもの確率、それは、非“絶対必要不可欠”の保障として、イージス艦で十分(※私個人の意見です)、不足なら、その艦数を増やす方が賢明策(※費用が安い)でもあるのだが、無駄(?)とも思われる超超高額な防衛システムを導入するなど、愚の骨頂としか思われない。その、高額な防衛予算を、むしろ、自衛官の福利厚生や制服・軍服(※まともな統一された制服を着ていないとか)や生活環境に回したほうが得策と思えるのだが。高級ポルシェやフェラーリ(イージス・アショアやステルス戦闘機:これはある程度必要)に乗って、安いワンルームマンションで、カップラーメンをすすっている若者と同じ滑稽な姿に、防衛省が見えてきてしまいます。教育現場の待遇改善より、生徒一人一人にアイパット端末を何千億もかけて導入する愚策{※今般のコロナ禍によって生じた、<教育のオンラインというシステム:水道や電気の如く>を構築するなら話しは別です}。電子黒板{※現在無用の長物}同様に宝の持ち腐れが目に見えています。税金の<モノよりヒトへ>の投資といった賢明策を取れない凡宰の証明です。これも、貿易黒字解消の一番手っ取り早い策として、トランプ政権の顔色伺いで、安倍氏からトランプ氏への忖度で、購入の決定を下したとするのが専門筋の見方です。

 こんなイージス・アショアを導入すれば、北朝鮮を敵対視、危ない国とみなしている証拠と、金正恩から判断され、拉致問題はさらに遠のいてゆくでしょう。また、ロシアもこのイージス・アショアを導入に異議申し立てをしています。アメリカの同盟国の日本が、ロシアのさらなる強力な盾となると懸念しているのでしょう。このイージス・アショアのせいで北方領土問題もさらに解決が難しくなってゆくことでしょう。このイージス・アショアの設置、購入費用を、今問題の、教育・年金・福祉など様々な方面にあてる方策があってしかるべきだと思うのは、素人ながらの浅薄な意見でしょうか。貿易黒字をどうして国民の福利厚生に回せないのか?ある評論家に弁です。日本は貿易黒字貧乏国であると。金持ち貧乏と申しますか、武士たちに何千両ものお金を貸し付けていながら、自身では粟や麦飯を食っている江戸時代の“金持ち貧乏商人”のようであると。

 原発の危険性に関しては、超楽観的に、高をくくっている、鯖を読むと申しますか、その危険性について、その恐怖について、低く見積もり、住民・国民を安心させるご都合主義。

 イージス・アショアの導入に関しては、超悲観的、買いかぶる、下駄をはかせると申しますか、その北朝鮮のミサイル攻撃の危険性を過大評価する、その恐怖について、高く見積もり、国民に恐怖心を煽り、超高額の軍事設備を購入しようとする、トランプへの忖度ご都合主義。

 今般のコロナショックが世界をパニックに陥れた、“そのどさくさ紛れにイージス・アショアのちゃぶ台返し”を安倍首相に期待したいところですが、習近平主席の国賓来日中止を即刻決断できなかった“政治的めめしさ~自身の首相の時に独裁者の来日にこだわる未練たらたらの根性”、そして、オリンピックの中止をも即断できなかった“我欲レガシー執着の短視眼”、こうした資質から、まずゴルフ親友に対して絶対言えない注文であることは確かでありましょう。ジャイアンにモノ言えぬのび太の如しであります。

 こうした、情報・数字・確からしさの、情報操作による牽強付会的論拠というもので、実は、防衛政策・年金政策・教育政策・エネルギー政策・消費税増税・幼児教育無償化などが推し進められてきたのです。

 では、次の回で、「イカサマもしも論」で推し進められている教育政策に絞って語ってみたいと思います。(つづく)

 


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