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コラム 4ページ目

2024/03/25

人新生は健康志向と同類

 近年、斎藤幸平氏により、人新生という言葉が有名になった。人類の政治・経済活動が、地球環境に巨大なる影響を与える時代という意味である。これまで、人類が自由気ままに文明を発展させてきても、地球という自然...

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2024/03/18

永遠はearlyで生まれlateでしぼむ

「あの頃(1960~70年代)、文学というのは、永遠だと思っていた。作家も批評家もそうだったと思う。1千年先を考えた上で、いま何を書くかということを考えていたんですね。政治とか科学だけでは捉えられない...

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2024/03/11

青春の中にも"青春・朱夏・白秋・玄冬"がある

 卒業、また、入学の季節である。受験や就職を関所に、次の人生街道に踏み出す若者が桜の季節と機を同じくする国、日本は、9月入学などすべきではない。世界基準は、工業製品の規格という世界標準を目指すべきだが...

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2024/03/04

暗記力のある・なしの受験生

 記憶力について、まず、受験のフィルターを通して裁断してみたい。  恐らく、日本経済が失墜した、バブル崩壊後の、失われた30年の初期の頃からだろうか、教育界においても、暗記、記憶という言葉が、極端に...

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2024/02/26

記憶の要諦は教えることにある

 Apprendreというフランス語の動詞には、「学ぶ」と「教える」の二つの意味がある。この点、英語は、learn/studyとteachで分かれてしまう。  それを捩って、「学ぶことは、教えること。...

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2024/02/19

暗記力より記憶力、記憶の量よりその質

 暗記力と記憶力、そして記憶の量と質というものについて考えてみたい。    記憶とは、脳裏・脳髄に意識的に定着した情報・知識・思い出などを指す。一方、記憶力とは、そうしたデータをどれだけ多く...

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2024/02/13

<数学は暗記だ>という言説について

 今や最も売れっ子の精神科医にして、鉄緑会の創設者和田秀樹氏が提唱した“数学は暗記だ”について考えてみたい。    受験におけるという前提での“数学は暗記...

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2024/02/05

<暗記と記憶>序説

 これから何回かにわたり、暗記と記憶という観点から波及した世の渡世術ともいえる、暗記力と記憶力について考えてみたい。    一般的イメージ、子ども、いや、子どもから少年に移行する際、この暗記...

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2024/01/29

共通テストでは、思考力・表現力などわからない

 平成末期から、学校の教育は、文科省の方針か、情報処理能力から情報編集力へのシフトする、こう巷では言われ始めた。ネット社会、スマホ時代が、その引きがねか、その潮流の最大の要因でもあろう。デジタルの教育...

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2024/01/22

共通テストは、戦前の"大政翼賛会"の如きもの

 以前、このコラムのどこかしらで言及したこと、いや、日本中のみならず、だいたい、世界中の未成年から中等教育の教育関係者にまで意見の一致がみる点である。それは、日本の中高生は、18歳までは、世界で一番優...

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