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コラム 4ページ目

2024/04/08

戦前の、戦後の、そして平成以後の学生気質

 戦前の学生、尋常小学校から旧制中学に進むものは、3人に1人、そしてさらに、旧制高校に進学する者は、その旧制中学生の10人に1人であったともいう。そして、その旧制高校に付随して、旧帝国大学が作られても...

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2024/04/02

株価の上昇は英検人気と同じもの

 日経平均株価が40000円を超えた。物価も上がる傾向にある。しかし、大手企業を除き賃金は、上がらない。持てる者が、恩恵に浴し、選ばれし者が、豊かとなる。アメリカ型の格差社会の、日本への波及拡大でもあ...

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2024/03/25

人新生は健康志向と同類

 近年、斎藤幸平氏により、人新生という言葉が有名になった。人類の政治・経済活動が、地球環境に巨大なる影響を与える時代という意味である。これまで、人類が自由気ままに文明を発展させてきても、地球という自然...

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2024/03/18

永遠はearlyで生まれlateでしぼむ

「あの頃(1960~70年代)、文学というのは、永遠だと思っていた。作家も批評家もそうだったと思う。1千年先を考えた上で、いま何を書くかということを考えていたんですね。政治とか科学だけでは捉えられない...

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2024/03/11

青春の中にも"青春・朱夏・白秋・玄冬"がある

 卒業、また、入学の季節である。受験や就職を関所に、次の人生街道に踏み出す若者が桜の季節と機を同じくする国、日本は、9月入学などすべきではない。世界基準は、工業製品の規格という世界標準を目指すべきだが...

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2024/03/04

暗記力のある・なしの受験生

 記憶力について、まず、受験のフィルターを通して裁断してみたい。  恐らく、日本経済が失墜した、バブル崩壊後の、失われた30年の初期の頃からだろうか、教育界においても、暗記、記憶という言葉が、極端に...

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2024/02/26

記憶の要諦は教えることにある

 Apprendreというフランス語の動詞には、「学ぶ」と「教える」の二つの意味がある。この点、英語は、learn/studyとteachで分かれてしまう。  それを捩って、「学ぶことは、教えること。...

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2024/02/19

暗記力より記憶力、記憶の量よりその質

 暗記力と記憶力、そして記憶の量と質というものについて考えてみたい。    記憶とは、脳裏・脳髄に意識的に定着した情報・知識・思い出などを指す。一方、記憶力とは、そうしたデータをどれだけ多く...

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2024/02/13

<数学は暗記だ>という言説について

 今や最も売れっ子の精神科医にして、鉄緑会の創設者和田秀樹氏が提唱した“数学は暗記だ”について考えてみたい。    受験におけるという前提での“数学は暗記...

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2024/02/05

<暗記と記憶>序説

 これから何回かにわたり、暗記と記憶という観点から波及した世の渡世術ともいえる、暗記力と記憶力について考えてみたい。    一般的イメージ、子ども、いや、子どもから少年に移行する際、この暗記...

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